こんにちは!
だんだんと夏本番に近づいてきましたね。
7月上旬は「小暑(しょうしょ)」と呼ばれる季節で、いよいよ本格的な暑さが始まる頃。
じわじわ汗をかく毎日、
「なんだか体がだるい…」
「食欲がない…」
という方も多いのではないでしょうか?
東洋医学では、夏は「気(エネルギー)」を消耗しやすい季節。
汗と一緒に、体に必要な“気”や“津液(しんえき)=水分”が失われてしまうため、こまめなケアが大切です。
今回は、そんな小暑の時期にぴったりな
「気を補う(=補気)・胃腸を元気にする(=健脾)」
食養生についてご紹介します。
夏の土用は“脾”と“気”をいたわる季節
夏の土用は7/19〜、その時期は脾と気を労わりたい時期です。
東洋医学で“脾”とは、消化吸収を司る臓腑のこと。
湿気や冷たいものに弱く、夏場は冷たい飲み物や冷房でダメージを受けやすい時期でもあります。
また、“気”は身体を動かすエネルギー源。
汗とともにどんどん消耗していくので、意識的に補ってあげることが、夏バテ予防につながります。
小暑におすすめの「補気・健脾」食材
食材 | 働き |
---|---|
とうもろこし | 胃腸の働きを助け、余分な水分を排出 |
枝豆 | 気を補い、疲労回復に◎ |
山芋 | 胃腸を元気にし、滋養強壮にも |
鶏肉 | 補気作用があり、消化にもやさしい |
なつめ | 脾を補い、心を落ち着かせる(甘みでホッと) |
しょうが | 脾胃を温め、冷えや消化不良に◎ |
簡単レシピ:とうもろこしと枝豆の滋養スープ

〈材料(2人分)〉
- とうもろこし(生 or 冷凍) 1/2本
- 枝豆(むいたもの) 1/2カップ
- 鶏ささみ or 鶏ひき肉 少々
- しょうがスライス 2枚
- 水 400ml
- 塩・醤油 少々
〈作り方〉
- 材料を鍋に入れ、しょうがと一緒に煮込む(15分ほど)
- 味を整えたら完成!
胃腸にやさしく、気を補う夏の養生スープです。
食欲がないときにも、スルッと飲めますよ!
ヨガ+食養生で“夏バテ知らずの体”を
暑さが本格化する前に、内側から「元気の土台」をつくっておくことが、
夏の不調を防ぐカギになります。
ヨガで巡りを整えながら、食事でしっかり気を補う…
これからくる暑さに備えて、今のうちに整えて、元気に夏を乗り切りましょうね!
教室からのお知らせ
現在のレッスンでは、暑さに負けない
「熱発散・内臓冷え」にフォーカスした内容をお届けしています♪
夏の養生ヨガ、気になる方はぜひ体験レッスンにいらしてくださいね。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。