\冷房で冷えてない?真夏に潜む内冷えの東洋医学的ケア法/

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こんにちは!
猛暑が続くこの頃、外はうだるような暑さですが、室内は冷房でひんやり…
気温差でよりバテる…そんな体感はありませんか?

実は東洋医学では、夏こそ「冷え」に注意が必要だと言われています。
一見暑さで汗をかいているように見えても、体の内側は冷え切っていることがあるのです。
これを「内冷え」と呼びます。

なぜ夏に冷えが起こるの?


実は『夏は1年の間でも一番基礎代謝が落ちる』と言われています。
その理由は、

  • 冷房の風で体表が冷やされる
  • 冷たい飲み物・アイスで内臓が冷える
  • 汗をかいて体の“気”や“水分”が消耗し、巡りが悪くなる

胃腸が影響を受けること、
そして”心”が影響を受けて血液の巡りが悪くなるんですね。
その結果…

  • 胃腸の働きが弱る → 食欲不振、下痢
  • だるさや倦怠感
  • 足先の冷えやむくみ
  • 月経不調や眠りの浅さ

など、夏バテの原因にもつながります。

今日からできる内冷え対策

もし上記のような症状がある方は、ぜひ以下のような対策を心掛けてくださいね^^

① 温かい飲み物を1日1杯
冷たい飲み物が多くなる時期こそ、朝だけは白湯や常温のお茶を。
脾・胃がホッと温まり消化力があがります。

② 腹まわりを冷やさない
冷房の効いた部屋では、薄手の腹巻きやショールを活用。
お腹を守るだけで元気度が変わります。
足首も温められたらよりGood★

③ 発汗をサポートする軽いヨガ
冷えがこもると汗をかきにくくなります。夏は1日1回汗をかいた方が養生になります。
胸を開くポーズやねじりのポーズで巡りを促しましょう。

④ 補気&健脾の食材をとり入れる
とうもろこし、枝豆、山芋、しょうがなど。
冷房で冷えた内臓をじんわりサポートしてくれます。

おすすめツボケア:関元(かんげん)

おへそから指3本分下にあるツボ「関元」は、冷えや疲れに効果的。
指でやさしく押したり、カイロを当てたりすると、お腹の奥からじんわり温まりますよ。

まとめ

真夏は暑さだけでなく、冷えにも気をつけることが、元気に過ごす秘訣。
熱を発散させることも、血液も巡らせることも両方大事です!
ヨガと食養生で内側から巡りを整え、夏バテ知らずの毎日を送りましょう。

今月のレッスンでは、夏の冷え対策・熱中症予防対策のヨガを取り入れています。

ぜひ一緒に、暑さにも冷房にも負けない身体をつくっていきましょう♪
クラスでお待ちしておりますね^^